一定温度の温水による浸水が終わった種もみ。脱水機にかけて余分な水分を取り除きます。
種蒔き作業。家族総出でも人手が足りず、近所のおばあさんにも手伝いに来てもらいます。
種もみを切らさないように投入します。
苗代(なわしろ)圃場に苗箱を敷いていきます。ローラーのついたレールに乗せて運搬し(画面中央)、高さ調整をしつつ並べます(画面右)。多孔性フィルムでくるんだ後、アーチ状に鉄筋を差し込み、保温性のシートでトンネル状に覆います(画面左)。
種蒔きと同時期に粘土鉱物の土壌改良材を蒔き均します。
春先は強風が吹き荒れる場合もあり、せっかく作ったトンネルが無残に壊されてしまいます。…が、嘆いていても仕方ないのですぐに補修します。
ちょっと太陽が顔を覗かせるとすぐにトンネル育苗の内部は高温になり、あまり温度が高すぎると苗が枯れてしまいます。そのため黒い遮光シートで覆って温度上昇を防ぎます。
平成29年から委託された田んぼで水が溜まる場所があったため、砂を入れて地盤が高くなるようにします。
村の木々が芽吹く頃、トンネル育苗の苗も順調に生長しています。
荒ら起こしをして水を入れて代掻き準備。うちの田んぼの水は甘糟備後守景継の整備に由来する大町溝の水を使っています。つまり養分の多い最上川の水です。
トンネル育苗の苗も気持ちよく育ちました。
代掻き。地盤を平らにすることは後々の管理にとって大変重要です。
代掻き準備と同時に畔の草刈りを行います。今年最初の草刈りです。
田植えのため、苗代の苗をローラーレールで運搬し、軽トラに乗せて圃場に運搬します。